人工透析センター

透析室

17床 月水金は2クール 火木土は1クール
透析療法は長い期間継続され、一回の治療時間も長く、決して楽な治療とはいえないと思います。そのために患者さんになるべく快適な空間を提供できるように考え、透析室をつくりました。
透析液は酢酸を全く含まない透析液を使用しています。酢酸は血管拡張作用がある物資を産生させ、心筋収縮抑制の原因にもなり透析時の血圧低下の原因となる可能性が高いといわれています。また酢酸を含まないことにより代謝性アシドーシスの是正効果があり酢酸を含まない透析液を使用することにより透析中の血圧の安定、気分不良の改善が期待できます。

電動ベッド

手動の場合、患者さんは足をあげてほしい場合でも遠慮してなかなかスタッフに声をかけられずにいると聞きます。3モーターの電動ベッドですので頭、足の部分、ベッドの上下が、手元スイッチのボタンで簡単にポジション操作が可能です。

電動ベッド

ベッド間隔

ベッド間隔は1mとはいきませんでしたが、80cm以上の間隔をあけ、なるべく隣の人が気にならないようにゆとりをもたせています。

体重計

車椅子に乗ったままで測定が可能です。また手すりが付いていて、透析後に体がきつい状態でも手で体をささえて測定ができます。

照明・空調

治療中は患者さんはベッドに休まれていますので、明かりが直接、目に入らないように間接照明をとりいれています。また日中は日当たりがよく明るい透析室になっています。空調はなるべく直接、患者さんに風が当たらないように工夫して設置しています。
全ベッドにアーム式液晶テレビを完備し透析中に横になった状態で視聴が可能です。DVD、インターネット(DVDソフト、パソコンは患者さんの持込みでお願いします)を導入し透析中に視聴できます。

明るい休憩室

休憩室は非常に明るく、広いスペースを確保したつもりです。広い窓からは開放感のある景色がご覧いただけます。また食事スペースとしてもご利用いただけます。食事は現在は宅配による提供になっています。厨房設備は完備していますので、今後は患者さんの要望にあわせ院内調理を検討したいと考えています。

送迎

遠方の方、交通手段のない方、足の不自由な方などのために病院の送迎車、介護タクシーでの送迎をおこなっています。

駐車場

25台(透析患者さん専用のスペースも準備しています)

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